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LIFE “ちえい蔵“

60歳から65歳未満の繰り上げ支給の厚生年金(公務員の旧退職共済年金)を シミュレーションする!

公的年金の本来の受給開始年齢の65歳を待たずに退職される方は、二人以上世帯で年間が300万円以上の生活費が掛かり預貯金を取り崩すことになるため繰り上げ受給を検討する必要がありますが、その年齢に応じて減額率(老齢基礎年金:最大30%)が一生適用されることも含めて選択する必要があります。

内閣府の「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」の結果が発表された。その調査項目のうち、何歳まで仕事をしたいかに対して、「51歳~60歳(定年退職)まで」が18.8%、「61歳~65歳」が30.7%、「66歳~70歳」が21.5%、「71歳~75歳」が9.2%であった。65歳までに退職したい人が50%を占めていた。

その65歳までに退職したい理由として、「定年退職の年齢だから」が29.2%、「体力的・精神的に難しいから」が29.0%、「趣味やボランティアなどに時間を使いたい」が17.0%、「年金を受け取れる年齢だから」が9.8%であった。また、66歳以上も働きたいと思っている方の50%以上が経済的な理由を上げている。

公的年金の繰り上げ支給される方は、体力や精神的(人間関係など)な問題以外に、老後の生活設計に一定の支えがあると判断された方でも、年齢に応じた減額率のデメリットも踏まえて、年金を支える現役世代の労働者の減少と年金受給する高齢者が多くなっていることに伴う年金財政のひっ迫で、将来、年金が貰えるかどうか心配になり早く貰った方が得との判断が働いていると思う。
改めて、65歳前に退職(再雇用含む)される公務員の方は、60歳から65歳未満の厚生年金(旧退職共済年金)の計算と、65歳未満と本来支給との分岐点についても下記に示しますので参考にしてください。

■60歳~65歳未満の厚生年金(旧退職共済年金)の算定
【条件】
・夫:62歳(昭和32年4月1日生まれ)
・妻:58歳(昭和35年8月3日生まれ)
・老齢厚生年金加入月数:488ヵ月(19歳4ヵ月~60歳まで)
・老齢基礎年金加入期間:480ヵ月(20歳~60歳まで)
・平成15年3月までの平均標準報酬月額:300,000円
・平成15年4月以降の平均標準報酬月額:500,000円

※60歳~65歳未満の厚生年金(旧退職共済年金)の算定

エクセルデータ<退職共済年金(60歳~64歳まで>・・・マクロは含んでいません

【報酬比例部分(A+Bの額)】
【H15年3月までの期間分】
A:平均標準報酬月額×報酬比例部分の乗率×組合員期間の月数
【H15年4月以降の期間分】
B:平均標準報酬月額×報酬比例部分の乗率×組合員期間の月数
平均標準報酬月額(平成15年3月以前):標準報酬月額(給料)の平均額としている
平均標準報酬月額(平成15年4月以降):給料と賞与も年金額に反映している
日本年金機構:公式サイト

【老齢基礎年金】
老齢基礎年金=779,300円(平成30年度価額)×(保険料納付済月数+免除月数×免除の種類に応じた割合)/480月(40年)

■繰り上げ請求と減額率>・・・平成30年度(2018年度)

減額率=0.5%×繰上げ請求月から65歳になる月の前月までの月数
※2025年にかけて報酬比例部分も段階的に無くなり、2026年(男:昭和36年4月2日以降生まれ、女:昭和41年4月2日以降生まれ)以降の老齢厚生年金の満額は65歳からとなります。

■60歳支給と65歳支給との厚生年金(旧退職共済年金)の分岐点

※エクセルデータ<退職共済年金(60歳~64歳まで>で計算できます。

例題では、公務員の老齢厚生年金(職域加算含む)と老齢基礎年金の合計の比較で、60歳受給と65歳受給では86歳が分岐点となります。この結果からは、60歳から年金を受給した方がメリットがあると言えます。また、働きながら年金を受給する在職老齢年金65歳以上の在職老齢年金)を選択する方が良いのではないでしょうか。

■まとめ
60歳代で年金の繰り上げ受給する方は、本来支給額よりも少ないため、より老後の生活設計を数値化するべきだと考えます。受給年齢の大幅な引き上げやマクロ経済スライドの発動による実質的な年金減額や大幅は改正があるものだと理解してください。年金に関しては今後ともプラス要因は無いものと考えてください。

内閣府の調査でも、「老後の生活設計を考えたことがない理由」として、「将来の話なので老後のことはわからない」が35.1%、「老後の生活設計の立て方がわからない」が12.6%、「老後の生活を考えると不安になるから」が11.4%で、6割の方が老後の生活設計を組んでいないことが分かります。例えば、夫婦合わせた年金300万円の場合の「実質的な生活費」は130万円台であることを理解しましょう。
ライフプランは自分の将来のためです。キャッシュフロー表(エクセル)は家計簿の項目ですので、感覚的に数値を入力するだけで計算できますので活用してみてください。
※公務員の退職共済年金が廃止され厚生年金に一元化(平成27年10月1日から)されましたが、以降の加入期間分については、厚生年金として年金額が計算されます。

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