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LIFE “ちえい蔵“

終身保険と定期保険の特徴と保険料払込総額の比較をエクセル計算で確認してみた!

定期保険は掛捨てタイプで解約返戻金はでない。終身保険は貯蓄性はあるが予定利率が低く、30年間の保険料払込期間終了後の平均解約返戻率(3社)が、103.8%(年平均利回り0.12%)のであった。100万円の払込総額で103.8万円の返戻金。いわゆる利息が30年間で3.8万円である。年1200円程度です。

そこで、生命保険は定期保険と終身保険のどちらに入った方はよいのか。一般的に定期保険は掛け捨てなので無駄になるから終身保険がいいよとの声が聞こえるが、果たしてそうだろうか。今回は、条件を契約者:年齢30歳、死亡保険金1000万円で比較検討してみました。エクセル計算していますので、ダウンロードして他の商品も比較してみてください。

■定期保険の特徴と保険料・・・(2017年の各保険会社のデータに基づく)

  • 期間が限定(例:10年、20年、65歳など)で掛捨てタイプのため解約返戻金はない。最近の商品は「無解約返戻金型」となっている。
  • 終身保険に比べ、同じ保障額なら定期保険の方が保険料が安い。
  • 「全期型」の保険料は契約期間中は一定である。更新型の最初の保険料に比べると若干高めであるが、支払い保険料総額は全期型の方が安くなる。
  • 「更新型」は、保険期間が終わると自動更新されて、保険料は更新時の年齢や保険料率で計算され保険料が上がる
  • 平均月額保険料:1226円(条件・・・5社平均 契約者:30歳 保険期間:10年 保険料払込期間:10年 死亡保険金:1000万円)

<定期保険(更新型)>・・・模式図

<定期保険(全期型)>・・・模式図

<逓減定期保険>・・・模式図

<特徴>

  • 収入保障保険に近い商品であるが保険料が高い
  • 契約時の保険金額の20%になるまで段階的に減少し、それ以降は20%のまま保険期間満了時まで推移する。

■終身保険の特徴と保険料・・・(2017年の各保険会社のデータに基づく)

  • 終身保険は保険料払込期間(例:60歳)終了前に解約した場合は元本割れするが、保険料払込期間終了直後に解約した場合は、解約返戻金は一部を除いて元本割れしない商品である
  • 保険料払込期間終了の保険期間(終身)は一生涯保障される
  • 保険期間は終身なので、契約後に死亡した場合は年齢に関係なく死亡保険金が支払われる
  • 終身保険の予定利率(現在0.25%)は、加入したときの契約が適用されるため、低金利時代でも保険会社は、契約当時の高い利率のまま維持しなければならない。(例えば、5.5%の予定利率の時の契約は維持される)
  • 平均月額保険料:12,216円(条件・・・3社平均 契約者:30歳 保険期間:終身 保険料払込期間:60歳(30年) 死亡保険金:500万円)
  • 払込終了後の平均解約返戻率:103.8%(年平均利回り:0.12%)
  • 30歳で保険に加入し、60歳で保険料の払い込みが終了した直後に解約した場合の例で言うと、100万円の保険料総額に対して、103.8万円が戻ってくるということです。3万8千円が利息に相当するそれを払込期間の30年で割ると、0.12%(3.8万円÷100万円÷30年=0.12%)の年平均利回りということになります。

<終身保険(低解約返戻金型終身保険)>・・・模式図

(低解約返戻金型終身保険)

  • 保険料払込期間中の解約返戻金を抑えることによって保険料を安くしている商品であり、保険料払込期間中の解約は、払込保険料の70%程度しか戻らない。なので途中解約は大損になるので注意です
  • 保険料払込みが満了した場合の解約返戻金は、払込み保険料を上回るのが一般的である
  • 低解約返戻金型は、低金利環境に対応した終身保険というべき商品で主流となっている

■終身保険と定期保険との比較・・・(参考例)

※定期保険と終身保険の比較

※例題は2017年版の各保険会社のデータに基づく
※エクセル<終身保険と定期保険との比較

■まとめ

  • 例題の終身保険は、60歳保険料払込終了後直後に解約した場合、7,826,400円の保険料総額に対して8,711,800円の解約返戻金が戻る。約88万円の利息分(年平均利回り:0.38%)
  • 例題の定期保険80歳で保険契約が切れる商品です。なので、80歳以上長生きした場合は死亡保険がでません終身保険は60歳でも90歳でも死亡した時点で必ず1000万円が支払われるのに比べ、定期保険は600万円以上の掛け損になる恐れがでてくる。
  • 例題の終身保険は60歳前に解約した場合、払込保険料の70%程度しか戻らない(元本割れ)いわゆる30%(7,826,400円×30%=2,347,920円)が掛捨てと見ることができ、定期保険の60歳までの保険料(1,076,400円)と比べると終身保険の方が払込保険料総額が多い。
  • 現在の予定利率は0.25%です。保険会社は契約商品の内容に基づいて、保険に掛かる部分を差し引いた残りの貯蓄部分相当に対して低い利率(固定金利)を維持することになるので、保険料払込満了後の解約返戻金も低くなります。
  • 予定利率は保険会社の業績により運用が難しい場合は、金融庁の認可により見直しができる仕組みですが、保険会社の財務体質の健全性を表す指標の一つが、ソルベンシー・マージン比率で200%以上が健全性の目安です。2017年の41社のデータ(出典:All About)を見ますと570%~5250%で、今のところ健全性が保たれています。
  • 国の低金利政策が続いている影響から、保険会社は契約者から支払われた保険料の運用にも苦慮しており、安全性の高い国債(利回りが低い)以外に、為替のリスクはあるが、利回りの高い米国や欧州の外国債券に投資を広げて収益を確保している現状です。
  • 低金利政策がいつまで続くのかと言う疑問ですが。今後30年間、低金利が続くとは思えません。今後、経済状況が好転すれば予定利率も上がっていくと思われますが、当然、その場合は預金金利も上がるだろうし、貯蓄性のある金融商品は沢山あります。そこで問題なのが、終身保険の途中解約は元本割れすることです、解約予定の方は加入すべきではありません
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